2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クラスもオブジェクトならば

C++やJavaのクラスはグローバル変数とみなして良い。グローバル変数が大量にある状況が嫌われるのと同様、クラスが大量にある状況も嫌われる。特にクラス間に暗黙の関係がある場合など、単一オブジェクトの中に個々のクラスを隠蔽した方が良いだろう。 こう…

再び

どうせなら納得の行くものを作りたい。 今度の実装は データ構造はシンプルに 独立した評価器を使用 評価機構を分割して、パス数を多くとる というところに重点を置く。

『デスノート1〜7巻』大場つぐみ 小畑健

面白いと薦められたので読んでみた。もちろん、薦めた当人から借りて、である。 確かに面白いのだけど、違和感も少々ある。例えば、この展開に対して連載期間が1年9ヶ月というのは長すぎやしないかとか、「取引」というルールは無い方が緊迫感があるのでは…

『エンディミオン』ダン・シモンズ

まだ読み途中。今のところ『ハイペリオン』よりも構成が簡潔で良し悪し。

『いきなり誰かが襲ってきたら?』黒木昭雄

内容は題名通り、何時犯罪に巻き込まれるか判らないという不安を煽りつつ、対策を紹介する本。でも、対策を講じたところで駄目なものは駄目だと潔い。 警察OBの著者自身が警察の頼りなさを認めている辺りも良心的かも。

『暗黒館の殺人(上・下)』綾辻行人著

長すぎる。正確に言い直せば、冗長すぎるということなのだろう。「――」「……」の多用もあるし、心中語の多用もあるし、()で括られたフォントの違う部分もあるし、というわけで雰囲気のためにする表現が多すぎる。

『重力から逃れて』ダン・シモンズ著

『夜更けのエントロピー』ダン・シモンズ著

『白昼蟲』黒田研二著

余剰に満ちたミステリ。作中で起こるのはごく小さな事件(そうは言っても殺人事件だ)だが、背景に極めて大きな物語(そうは言っても個人的なものだ)が現れる。通底音はメランコリー。

『亡都七事件』物集高音著

『ハイペリオンの没落』ダン・シモンズ著

つくづく凝った構成だなぁという印象。何故に日本の小説には「構成の妙」というものが欠けているのか、なんて益体も無い疑問が浮かぶ。

『ハイペリオン』ダン・シモンズ著

『失楽の街』篠田真由美著

にちゃんねらー桜井京介。

『約束された場所で』村上春樹著

『play』山口雅也著

『バンビの剥製』鈴木清剛著

『断絶への航海』ジェイムズ・P・ホーガン著

『日本文学盛衰史』高橋源一郎著

『さよならダイノサウルス』ロバート・J・ソウヤー著

時間線もののSFで、恐竜モチーフで、……ということで求心力には事欠かない。しかし、本編はそれだけでなく大きな伏線の消化の仕方も良い。

趣味

最近、趣味をパッケージ化して売り出す商売が増えたなと思う。 デアゴスティーニやデルプラドは、「昔好きだったもの」に軽い薀蓄を付けることで商売にするという意味で、潜在客層を掘り出しているのだからまだ良い方。問題なのは、というよりは不快なのは「…