2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

構造体

(int,int)⇒ struct point { int x, int y }多値の各項にアクセッサ/識別子を付けると構造体が出来上がる。これも抽象化と言えないこともないのだけれど、データ構造を扱っている点は変わっておらず、極めて具体的な表現に止まっている。これに対し、javaのi…

多値

R5RSには多値を返す関数があるのだが、その使い方は取ってつけたような印象がある。元々の構文では多値という扱いが想定されていないからだろうか。 多値を返す関数を珍しく感じるのはcやjavaに慣れていることだけが理由ではなく、「関数」という語本来の用…

属人(小説・物語)

「それではもう少しハイカルチャー寄りの文化として、小説について考えてみる。」と書いたものの、日本にハイカルチャーが存在しているのかどうかは疑わしい。重ねて書くならば、一つの事柄をハイカルチャーとして受容するような規範文化が存在するのかどう…

属人

日本の文化は極めて属人性が高い。*1 例えば、大衆文化の中でも安価で手軽なものの代表としてTVの高視聴率番組を考えてみる。先日の紅白歌合戦、あれを音楽番組として見た人は少ないだろう。 そもそもが一般的なCDやDVDと比べれば不充分な条件で*2、かと言っ…

一応、動いた

「一応」と付けたのは動作が遅すぎるため。項を一つ評価するたびにオブジェクトを生成しているし、最適化らしいことは何もしていないし、……。 少なくともSchemeらしい点は 再帰呼び出しをループとして実現⇒末尾再帰でスタックを消費しない レキシカルスコー…