2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

局所ブームとその占有の是非について、またはサークルクラッシャーの続き

返事と追記を兼ねて。 『失われた時を求めて』中盤でも描かれていたような十九世紀〜20世紀初頭のサロンには上流階級の夫人や高級娼婦が主催していたものが多数あり、当然のことながら色恋沙汰のスキャンダルも繰り返されていました。で、時には決闘騒ぎが…

idでリンクすると自動的にトラックバックされるのね。システムを把握していなかった、失敗。 追記:折角なのでデザインも変えてみた。

サークルクラッシャー

アンテナ先のid:otokinokiさんの話に関してメモ。 このサークルクラッシャーは大学のゼミでも発生する。*1 見比べてみれば、挙げられている発生条件の ハイソで文化度の高いコミュニティ 単色デッキ たいていオボコ は理系だろうが文系だろうが真面目であれ…

狂言回し→語り手

娯楽作品には狂言回しとなる登場人物が必要だ。 最初から最後までずっと一人の登場人物が狂言回しを勤めることもあるし、複数の人物が入れ替わり立ち替わり勤めることもある。ときには主要な登場人物すべてが狂言回しとなって物語に奉仕する作品さえあるほど…

視点または視座の問題

視点または視座の問題とは「語り手に対応する作中世界のものは何か」という点に集約される。 対応するものが登場人物ならば「人物視点」 対応するものが全知的存在ならば「神視点」 対応するものが物理的な事象のみを認知する存在ならば「カメラ視点」 など…