風水士

これはもっと地形を使う職業が欲しいというところから考えた。
現在のダンジョンではほぼ二通りの地形しか存在しない。壁と床(水や溶岩、暗い穴を含む)だ。それ以外の地形はごく稀にしか出現しないため、あまり気にされない。もちろん、壁抜けするモンスターに対して永久壁を利用したり、ボール魔法やブレスに対して森で防御したりといったテクニックはある。でも、実際のところはあまり使うチャンスがないよね。
地形を使うという基本線が決まったところで、クラス名は風水士にした。風水士が殴りまくるというのも変なのでメイジ系というのも決まりだ。ダンジョンの生成ルールをいじるのでもない限り既にある地形を利用するだけでは詰まりそうなので、地形変化の魔法も付けることにする。で、地形を利用して魔法を使う、と。

  1. 殴りは弱い
  2. 地形を変化できる
  3. 地形を利用して魔法を使う

というのがここまでのまとめ。
問題なのが地形ごとに魔法を作っていくと作業量が膨大になること。あまり複雑だとバランスも取りにくいし、面倒なのは避けたい。で、通常の魔法領域からそれっぽいのを流用することにした。各領域の特徴を表した魔法だけをピックアップすれば万能キャラにもなりにくい、と。
で、実装した。何をするにも準備が必要なクラスというのも鏡使いくらいしかないし、良いのではないだろうか。