ロックイン

酔っているのでメタなことを書く。文章は雑。

  1. 技術者Aがいたとする。
  2. 技術xがあったとする。
  3. Aがxを有用だと思ったとする。
  4. Aはxの技術を習得したとする。
  5. この状態でAはxに似た技術yを学ぼうとするだろうか?

yで簡単に実現出来ることをxで実現するのはかなり面倒だったとしても、yを学ぶという努力を省いて、xで無理に実現するという苦労を選ぶ人の何と多いことか。
例えば、プログラミング言語の場合はお互いで出来ることが本質的に同じなので単純に自分の慣れているもので済ませる人が多い。まあ、大きく間違ってはいないけども得意不得意があるわけだ。さらにフレームワークの場合はお互いに(そのフレームワークの範疇を逸脱しないで)出来ることが大きく異なっている。だからフレームワークの選定を間違うことは致命傷になる可能性が高い。
では利用する技術の選定を間違わないためには何をしたら良いか。その技術領域に関するxに似た技術y,z,...,etcを知るしかないだろう。ここを怠っている人は専門家として不充分ではないか。
まあ、技術に関するだけでなくあらゆることに関して言えることなのだけど、人は一つのことを学ぶとそれに似た別のことを学ばなくなる傾向がある。特に自分が若い頃に流行ったものを後生大事に抱えている人は非常に多いよね、思想とか。