これはイエスマン・テストかも

http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20090927#p1の話。

イエスマン・テストという言葉の説明から。

イエスマン・テストとは

  • 対象の状態に関わらず常にpositive/negativeの一方を返すテスト

のことを指す私の造語。
表現の拙さから発生することもあるし、項目数の水増しのために使われることもある。テストとしてまったく役に立っていないのは言うまでもない。

空気を読むから間違える。

そして(日本語だけ分かる)世間の人の感覚では二択だった場合、残高有り&表示有りは○、残高有り&表示無しは×、残高無しだと『人によって○×分かれる』と思います。(編集kilrey)

テストやチェックとして用いる場合、答えが『人によって○×分かれる』なら表現が拙いと評して構わない。表現が拙いなら表現を改めれば済む。それなのに表現を改めよう、説明の追加を求めようとはせず、相手の意図を汲もうとするから間違えるのだろう。
というのも、あなたが汲んだ「相手の意図」には「あなた自身の意図」が大量に含まれているからだ。

数合わせならイエスマン・テストでも同じ。

テスト/チェックの作成者が項目数を水増ししようと思えばイエスマン・テストを追加するだろう。テスト/チェックの実施者が合格数を水増ししようと思えばイエスマン・テストとして実施するだろう。