なんとかOK編

OKとNGとの境界線について。

特別な能力
主要人物の能力は特別なものとして扱ってもよい。これは二重規範と極めて似ているが、持っている能力自体を明示することが出来る点が異なる。例えば、素早い身のこなしで弾丸をかわす主人公。*1例えば、初対面の人物の警戒を解く主人公。例えば、……探偵が推理以外の特別な能力を持ったら駄目かも。
主人公特権
主人公は死なない。主人公は滅多に失敗しない。少なくとも、どちらにころぶか判らないような局面では主人公に都合良い方へ事件が展開する。これは、主人公だから成功するのではなく、成功した人物だから主人公になっているという語りの構造に起因しているのである。ただし、この類の幸運が繰り返されてはならない。*2

*1:まあ、限度はあるけど。

*2:それは既に「理不尽なほどの幸運」という能力である。