ただそれだけのことかもしれないな。

http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20081215/1229338035を見て思った。直接は関係ない。
片方は「誰もが同じ」と思っている。だから自分の考えが通じることを前提に話す。
他方は「誰もが違う」と思っている。だから自分の考えが通じないことを前提に話す。
「誰もが同じ」と思っている人は自分の実感に反することを言われると想定していない。だから「本当はその人も同じなんだけど(認めない|気付いていない)だけ」という筋書に納得できる。
「誰もが違う」と思っている人は自分の実感に反することを想定する癖が付いている。だから「今だって楽しいけど本当はもっと楽しいことがあるはず」という疑念に対抗できない。
「誰もが同じ」と思っている人は「個性」を大事にする。「誰もが同じ」はずの世界で僅かな違いを持てることは大きな幸運である。
「誰もが違う」と思っている人は「共感」を大事にする。「誰もが違う」はずの世界で気持ちが通じ合えたことは大きな幸運である。