読書

『ROCKIN'ON JAPAN』と病跡学

病跡学とは、宮本忠雄氏によれば「精神的に傑出した歴史的人物の精神医学的伝記やその系統的研究をさす」、福島章氏によれば「簡単にいうと、精神医学や心理学の知識をつかって、天才の個性と創造性を研究しようというもの」です。 何らかの精神障害を病んだ…

国内SF

沼正三『家畜人ヤプー』 山田正紀『エイダ』 北野勇作『かめくん』 野尻抱介『太陽の簒奪者』 大槻ケンヂ『ステーシー』 梶尾真治『ドグマ・マ=グロ』 目次(一覧表示)

ファンタジーなど

ヨハネ『黙示録』 ダンテ・アリギエーリ『神曲』 ジョン・ミルトン『失楽園』 ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『ファウスト』 チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』 エドガー・アラン・ポー『大鴉』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『幻獣辞…

小説100冊!

思い出に残る小説100冊を挙げ終わった。発端となったページは http://d.hatena.ne.jp/extinx0109y/20090523/1243031077 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2009/05/100-38e2.html http://anond.hatelabo.jp/20090503233005 http://d.hatena.ne.jp/CAX/20…

落穂拾い

ついでに機会があったら読みたいリスト。SFは好きなのだけど、評判が高いのに未読というものが多いのでメモとして。 ポール・アンダースン スティーヴン・バクスター ロバート・L・フォワード ルーディ・ラッカー グレッグ・ベア スタニスワフ・レム ジェイ…

海外ミステリ

アーサー・コナン・ドイル『踊る人形』 ヴァン=ダイン『僧正殺人事件』 ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷』 エラリー・クイーン『エジプト十字架の謎』 バーナビー・ロス『Yの悲劇』 アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』 ハリイ・ケメルマン『…

国内ミステリ

江戸川乱歩『人間椅子』 江戸川乱歩『パノラマ島奇談』 夢野久作『ドグラ・マグラ』 夢野久作『瓶詰地獄』 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 中井英夫『虚無への供物』 竹本健治『匣の中の失楽』 島田荘司『占星術殺人事件』 赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』 …

海外SF

アイザック・アシモフ『われはロボット』 アーサー・C・クラーク『楽園の泉』 アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 フィリップ・K・ディック『パーマー・エルドリッチの三つの…

うっくつさんの100冊

過去の読書メモなどを参考にしつつ、思い出に残る小説100冊を挙げてみた。先に注意点を挙げておくと、 ベタなものが多い(手に入らない、分かりにくいものは除いた)。 シリーズものはまとめて一つとする。 作家一人当たり原則一つ、たまに二つとする。 ジャン…

海外文学

ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』 アレクサンドル・デュマ・ペール『ダルタニャン物語』 フリードリヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』 マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 フランツ・カフカ『城』 J・D・サリンジャー『ナイン…

国内文学

夏目漱石『坊ちゃん』 夏目漱石『夢十夜』 芥川龍之介『鼻』 高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』 奥泉光『石の来歴』 笙野頼子『二百回忌』 鹿島田真希『二匹』 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 作者不詳『とりかえばや物語』 …

「ライトノベルサイト杯」の問題

http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20090201/p2に関しての話。アンケートの技法が一助になれば幸いですが、まあ、お祭りには要らない技術ですし。 「ライトノベルサイト杯」の問題はこの母集団に関する点なのです。「ライトノベルサイト杯」という名前にも関…

人間か人形か

http://d.hatena.ne.jp/Britty/20090131/p1の話。 源氏の君の行動を数え上げて行くと本当に碌でもない。それでもあまり気にならないのは「人物」として認識していないからだと思う。例えば、源氏物語では登場人物の行動は描かれているが、心理は直接的にも隠…

書評

技術書を読んだら書評を付けることにした。しばらくは以前に読んだものの書評を書いていくつもり。 技術書評の一覧

Modern C++ Design

『Modern C++ Design—ジェネリック・プログラミングおよびデザイン・パターンを利用するための究極のテンプレート活用術 (C++ In‐Depth Series)』 C++ Templateとは何か? C++初心者にとってはSTLを使う際のおまじない。 C++中級者にとっては便利な機能。 C+…

図書館の役割

図書館は「知る権利」を守るために「情報」を提供している。問題はどんな「情報」を提供するかという点だと思う。 図書館は制度・設備ともに蓄積した書籍資料、つまり「よく整理された過去の情報」を提供するようにできている。それ以外の情報を提供しようと…